このチャートは、チャート診断(1)(2)(3)と異なり、医学的に検証されたものではありません。37の症候群につなぐための便宜上のツールです。
 症候群の一部には心身医学で認知されているものもありますが、そのほとんどはマスコミ用語として利用されている社会病理現象の呼称です。しかし、こうした症候群は今日誰もがなりうる病態であり、そのうえ、実際はいくつもの病態が複合していたりして、判別にはなかなか難しいものもあります。同じ刺激でも反応には個人差があり、受診が必要なケースも数多くあります。
 以上のことを前提に、あなたにはどんなストレス傾向があるのかチェックしてみましょう。このチャートは気軽にゲーム感覚で試してみましょう。

im1



この症候群チェックで挙げられている症候群は病気の診断であり、ほとんどは医療機関を受診する必要があります。ただ、ここで選ばれている症候群で、精神医学や心身医学で認知されている症候群の名称は、パニック障害、摂食障害、過換気症候群、過敏性腸症候群だけです。それ以外の症候群は、いくつもの病態や疾患が混入しており、医学的病名ではなく、マスコミ呼称あるいは社会的呼称によるものです。
 この症候群チェックでは、抑うつ症候群ともいうべき、うつ病に関連したものを多く取り挙げております。その他に、依存に関連したものも取り挙げましたが、これは、気づかないが依存症という病的な状態にある場合や、その状態に発展することへの警告の意味があります。
 うつ病関連では、このほかに転勤うつ病、新築うつ病、荷下ろしうつ病、警告うつ病などあります。
 こころの病気が心配の方、こころに問題を持つ人で困っているご家族の方に、特にご覧いただき、病的と疑われる人には、適切な医療につなげていただきたいと思います。
東洋英和女学院大学大学院教授 河野 友信