|
日本ではポプリやハーブティー、お香までアロマテラピーで語られる傾向がありありますが、これは間違い。あくまで植物(薬草・香草・果実)を蒸留処理した時に出る揮発性の芳香物質(精油=エッセンシャル・オイル)の液体を使って行うのがアロマテラピーです。
薬用ハーブの有効成分には水溶性と油溶性とがあり、前者がハーブティー等に、後者がアロマテラピーで使われると考えれば、分かりやすいでしょう。両者を併用することでハーブの薬用効果をムダなく活用できるというわけです。また、100以上の成分が含まれたエッセンシャル・オイルは多種多様でそれぞれ効果が違い、自然治癒力を回復させて肉体的バランスを整えるだけではなく、精神面にも作用してホリスティックな治療効果を与えます。症状に応じてエッセンシャル・オイルを嗅いで心身のトラブルを治す、それが『アロマテラピー』(アロマ=芳香、テラピー=療法)です。
しかしアロマテラピーは、現代医学のように病巣に局所的に作用する効果はありません。あくまで病気予防という健康維持の視点から心身のバランスを整えるものであり、だからこそ大気汚染やストレスが蔓延する現代社会の中で活用する意義があるのだと言えます。
|